クリスマスに読みたい本・絵本13選!プレゼントにもおすすめ

クリスマスがテーマの絵本

クリスマスがテーマの絵本をお子さんと一緒に読んでみませんか?
美しいオーナメントや美味しそうなケーキとごちそう、待ちきれないプレゼント!
クリスマスを前に、子ども達はワクワクソワソワした気持ちを抱えていることでしょう。
聖なる夜を待つ子どもの心にそっと明かりを灯すような、優しい本・絵本を紹介します。

ヨミィ
ヨミィ

クリスマスプレゼントにもおすすめだよぅ

ネミィ
ネミィ

大人になってから読むのもこれまたいいよねぇ

乳幼児におすすめの絵本

クリスマスのかくれんぼ (これなあに?かたぬきえほん)

作者 いしかわこうじ
出版社 ポプラ社
対象年齢 0歳〜

★内容・あらすじ★

「クリスマスのかくれんぼ」は不思議な形の穴が空いた仕掛け絵本です。鮮やかな色のページと重ねることで、クリスマスに関連したアイテムが次々に現れます。色と形が合体する瞬間には型抜きをするような心地よさがあります。

同じシリーズに「どうぶついろいろかくれんぼ」「のりものいろいろかくれんぼ」などがあります。累計230万部を売上げている絵本シリーズのスペシャル版として発売されました。金色の美しい表紙をはじめ、各ページは子どもの認識しやすい明瞭な色で彩られています。分厚いページは丈夫で、子どもが破ってしまう心配がありません。

感想・おすすめポイント★

対象年齢は0歳から2歳ですが、決して赤ちゃんだけの絵本ではありません。乳児期はオノマトペを、幼児期はクリスマスアイテムを英語で発音し、楽しむことができます。兄弟姉妹と一緒に長く読める一冊です。幼児期になると、触感だけでアイテムを当てるという楽しみ方も出来るようになります。

ぜひ絵本の中のヒントをもとに、クリスマスアイテムの当てっこクイズを楽しんでくださいね!

幼児におすすめの絵本

まどから おくりもの

作者 五味太郎
出版社 偕成社
対象年齢 1歳〜

★内容・あらすじ★

空からやってきたサンタクロースは、みんなの家をまわって窓から贈り物を配ります。
しかし、窓からは体の一部だけしか見えません。
あれ?本当にここは、ねこさんのお家かな?
ページをひらくと意外な動物が姿を現します!
勘違いばかりのサンタクロースは、ぴったりの贈り物を届けることができるのでしょうか?

★感想・おすすめポイント★

五味太郎さんは独特の色彩と絵、捻った言い回しが癖になる作家さんです。「きょうは どうやら クリスマス。」で始まる本書も、サンタクロースの思い違いがユーモアたっぷりの五味太郎節で描かれています。
空いた小窓の仕掛けからは、次のページの家の中を少しだけのぞけます。そこに見えていたのは、実はTシャツの柄や風船!ページをめくるたびに「やられた!」と驚きと笑いが起こるクリスマス絵本です。
「まどからおくりもの」は発行年に全国学校図書館協議会選定図書となり、大型本も発売されました。ロングセラーとなり、今でも世界中で愛される良書です。

サンタクロースとれいちゃん (日本傑作絵本シリーズ)

作者 林 明子
出版社 福音館書店
対象年齢 2歳〜

内容・あらすじ

クリスマスの夜、サンタクロースを待っていたれいちゃん。プレゼントのくまちゃんが待ちきれなくなって、探しに出掛けました。
ところが、やっと出会えたサンタクロースは、れいちゃんに気が付きません。その上、大きな袋には穴が空いて、プレゼントがどんどん落ちていきます。れいちゃんは拾いながら、サンタクロースを追いかけることにしました。
れいちゃんは無事、プレゼントのくまちゃんをもらえるのでしょうか?

★感想・おすすめポイント★

ぷっくりしたほっぺ、つぶらな瞳、柔らかい髪。この絵本には、まだ上手に感情を表情に乗せられない愛らしい子どもが写実されています。そのため、れいちゃんは読み手の子ども達に、とても親しい存在になれます。子ども達はれいちゃんに自分を重ねて、絵本の中でサンタ探しに出かけるでしょう。サンタクロースに会ってみたいという夢を叶える一冊です。
こちらは、掌サイズの小型絵本です。本書を含む林明子さんの「クリスマスの三つのおくりもの 全3冊 」はアマゾンの児童館文学全集のカテゴリで1位になっています。(2019年12月現在)
れいちゃんの兄弟のかすみちゃんともっくんの活躍にも注目です。

クリスマス トレイン しゅっぱつ (視覚デザインののりものえほん

作者 視覚デザイン研究所 
絵 くにすえたくし
出版社 視覚デザイン研究所
対象年齢 2歳〜

内容・あらすじ

クリスマスイブにツリーのまわりに列車を走らせようとしたケンタくん。すると、どこからか「それいいトントン」と声が聞こえてきました。迷い込んだ不思議な世界にいたのは、サンタの国の妖精たちです。プレゼントを列車に積み込んだら「クリスマストレイン しゅっぱつ」!
玩具やご馳走、イルミネーションのようにキラキラと舞い上がる列車。ケンタくんと一緒に聖なる夜の不思議な世界を体験してみませんか?

★感想・おすすめポイント★

視覚デザイン研究所の絵本は、子供期にふさわしい視覚体験で脳を刺激し、感情力を発達させることを目的として作られました。工夫のひとつは、かくれんぼ絵本であることです。ミッションは、ツリーやスノーマンのカードを探すこと。そして、木や雪山に模られたサンタとフクロウを探すこと。意外なところに隠れているので、見付けると、大きな達成感が経験できます!
こまち、はやぶさ、かがやき、D51など16種の電車の他に、働く車たちも登場します。のりもの好きなお子さんにおすすめです。

はたらくくるまたちのクリスマス

文 シェリー・ダスキー・リンカー
絵 AG・フォード
訳 福本 友美子
出版社 ひさかたチャイルド
対象年齢 3歳〜

内容・あらすじ

もうすぐクリスマス。広い広い工事現場には朝から晩まで、はたらくくるまたち。
帰り道、くるまたちはプレゼントを見つけます。ブルドーザーには新しいブレード、ミキサー車には新しいドラム。そこには「ありがとう」のメッセージカード。贈り主は工事現場の仲間たちでした。
プレゼントをもらうのもあげるのも、どちらもうれしいクリスマス!仲間と分かち合える喜びが、ここにあります。

★感想・おすすめポイント★

この絵本は、ニューヨークタイムズベストセラーリスト第1位に選ばれた「おやすみはたらくくるまたち」シリーズの最新作です。消防車はシリーズ初登場となります。
作者のシェリー・ダスキー・リンカーさんは「車好きの子どもたちの安らかな眠りと疲れた親たちの幸せを願って」この絵本を作りました。
ブルドーザーやショベルカー、ミキサー車、ダンプカー、クレーン車。力強い働きぶりの車たちが、夜には満たされた気持ちでエンジンを止め、静かに眠りつく。その様子が読み手の一日を労い、優しく包み込みこんでくれます。語感の良いやわらかな言葉、そして、くるまたちや気候、光を傍に感じさせる絵が素晴らしい作品です。

よるくま クリスマスのまえのよる

作者 酒井駒子
出版社 白泉社
対象年齢 3歳〜

内容・あらすじ

寝る前にベッドの上でまどろみながら、男の子がお母さんにする夢物語です。

クリスマスの前の夜、夜みたいに黒いくまのこ「よるくま」が訪ねてきました。サンタさんを知らないよるくまに、男の子はプレゼントをします。それは、ツリー飾りの家とイエス様、そして飛行機。ふと電気が消えると、大きくなった飛行機は、男の子とよるくまを乗せて、クリスマスの夜空を飛んでいるのでした。
さて、すやすやと眠る男の子の枕元にプレゼントを置いたのは、誰の手だったのでしょうか?

★感想・おすすめポイント★

「よるくまクリスマスのまえのよる」は、ぜひ大人も一緒に読んで欲しい絵本です。読み終わると、よるくまのお母さんのように子どもを抱っこしたくなるでしょう。
サンタさんは、いい子のところにやってきます。主人公の男の子は「よるくまにサンタさんして」あげようと、ツリーの飾りをプレゼントします。とても優しい男の子です。
しかし、お母さんに叱られたことを思い出し「サンタさんこないのかもしれないね、ぼく わるいこだから」と肩を落とします。そして、お母さんの腕の中のよるくまに「よるくまは まだちいさいから たくさんだっこしてもらえていいな」とひとりごちるのです。お母さんを求める気持ち、いい子でありたいという気持ち、愛されたいという気持ち。そんな健気な子ども心に胸がきゅっと締め付けられます。夜の深い青に黄色の明るい光。幻想的な夢の世界には「あなたも愛された存在だよ」という救いが込められているのです。

スノーマン

作者   レイモンド・ブリッグズ
出版社    評論社
対象年齢   3歳~

内容・あらすじ

雪が降ったクリスマスの日、男の子はお庭におおきな雪だるまを作ります。
みかんや炭で顔をつくってやりマフラーとぼうしでおめかしすると、まるで人のようにりっぱな雪だるまになりました。
まよなか、男の子が目を覚ますと、なんと雪だるまが動きだしました。
ふたりは家のなかを探検したり、いたずらをしたり、雪だるまの不思議なちからで夜空を飛びまわったりと楽しく遊びます。
しかし、楽しい時間はほんの一瞬のことでした。

出会いがあれば、必ずお別れがくるものです。
そしてお別れは、一緒に過ごした時間がたのしければ楽しいほど、切ないものになってしまいます。
すこし切ない気持ちが残る、文字のない絵本です。

★感想・おすすめポイント★

クリスマスの奇跡で命を与えられた雪だるまは、氷のおふろにつかってうっとりしたり、だれかの入れ歯に興味津々であったりと、とってもチャーミングです。
家のなかを案内してくれたお礼に男の子をつれて夜空を飛び回る場面は、イラストであるにも関わらず、一緒に空を飛んでいるような気持ちになります。
雪だるまは、オーブンに近づいただけでもとけてしまいますから、当然、ずっと一緒にはいられません。お別れのときあんなに楽しかったのにという気持ちで、胸が切なくなります。
しかし、誰かとお別れするときがきても、楽しかった思い出は忘れない限り消えません。男の子がそれに気づくのはもう少し先のことかもしれませんが、さよならの多い人生にとって大切なことを、一晩一緒にいた雪だるまが教えてくれます。

ふたつのいちご

作者名  林明子
出版社  福音館書店
対象年齢   3歳~

内容・あらすじ

みんなが楽しみにしているクリスマス。わくわくしているのは、人間だけではなかったようです。
小さなかすみちゃんがクリスマスに出会った、ふしぎな出来事のお話です。
かすみちゃんのお母さんが作ったクリスマスケーキには、きょうだい3人分のいちごしか乗っていませんでした。お父さんとお母さんの分のいちごは、もうお店になかったのです。
かすみちゃんはいちごがなっていた木のことを思い出して、家を飛び出しました。
外には雪が積もっています。
果たして、いちごを見つけることができるのでしょうか。

★感想・おすすめポイント★

途中かすみちゃんは森のなかで、うさぎの家族と出会います。
うさぎの家族の小さなお家と、お客さまとしておもてなしされるかすみちゃんの姿が、とても可愛い見どころです。
かすみちゃんは、とても立派でした。お父さんとお母さんのためにいちごを取りに出かけることや、困っているうさぎを助けてあげることは、思いやりのある、素晴らしい行いです。
ぴかぴかのほっぺに笑顔を浮かべる姿に、心が温まる絵本です。

小学校低学年におすすめの本・絵本

クリスマスのおくりもの

作者名    ジョン・バーニンガム
出版社    ほるぷ出版
対象年齢   6歳~

内容・あらすじ

クリスマス・イブの夜。仕事をおえたおじいさんサンタが、うちに帰ってきました。世界中のこどもたちの家をまわったので、おじいさんサンタも2頭のトナカイも、すっかりくたびれています。
ところが、ようやくベッドに入ろうかという時、おじいさんサンタはまだひとつ、贈り物が残っていることに気がつきます。
それは、とおいとおい山のてっぺんに住む、まずしい男の子へのおくりものでした。クリスマスに贈り物がないなんて、あまりにも気のどくです。
おじいさんサンタは、くたびれたトナカイたちをうちに残し、ひとりで、男の子のもとへ出発します。
はたして、クリスマスの朝までに、贈り物を届けることはできるのでしょうか。

★感想・おすすめポイント★

行く先では、たくさんの人が、クリスマスまでに贈り物を届けられるよう、おじいさんサンタを助けてくれます。彼らは自分の車や、バイク、スキーなどにおじいさんサンタを乗せて、できるかぎり遠くまで走ってくれました。雪のなかを走る、たくさんの乗り物のイラストも、この絵本の見所です。

おじいさんサンタは、魔法のそりに乗るわけでもなく、空をかけるトナカイを連れているわけでもありません。たくさんの人のお世話になりながらとおいとおい山を目指すおじいさんサンタは、まるで、どこにでもいるおじいさんなのですが、思いやりの気持ちを持つことは、魔法に値するほど素晴らしいことだと、気づかせてくれます。私の枕もとに置かれていた贈り物ももしかしたら、とおいとおい場所からたくさんの人の思いやりによって運ばれてきたものだったのかもしれません。

12のつきのおくりもの スロバキア民話

再話  内田莉紗子
出版社  福音館書店
対象年齢   6歳~

内容・あらすじ

はたらきもののマルーシカは、血のつながらない母親と姉から、いつもつらく当たられて過ごしていました。
心の美しさをあらわすように、日に日に美しく成長していくマルーシカを、母親と姉はねたみます。そして、ついに、マルーシカをおいだすことにしました。雪が降る冬の日に、すみれの花を摘んでくるまで戻ってこないように言いつけられ、マルーシカは困りはててしまいました。
春に咲くすみれが見つかるはずもなく、もうすこしで凍え死んでしまうというとき、マルーシカは、季節をつかさどる神さまたちに出会います。
彼らは、マルーシカをきのどくに思い、少しだけ、魔法で手助けをしてくれるのでした。

★感想・おすすめポイント★

12の月の神さまたちによってあらわれる季節のうつりかわりや、マルーシカの民族衣装が美しいイラストで描かれており、見どころのひとつです。
スロバキアの冬が、長くきびしいものであるようすも、一面雪景色のページから伝わってくるようです。
不思議なことに、その人が日頃どのように生きているかは、ふるまいからわかってしまうものです。
そして、生き方はそのまま自分に返ってきます。人を見ているのは神さまだけではないからです。良く生きていれば、マルーシカのように、周りの人が助けてくれることもたくさんあるでしょう。
人は、急に変わることはできません。
神さまが見ているかどうかに限らず、良い人間でいられるように心がけたいものです。

サンタクロースっているんでしょうか?

作者   ニューヨーク・サン新聞「社説」
訳 中村妙子
出版社    偕成社
対象年齢   8歳~

内容・あらすじ

サンタクロースって、ほんとうにいるの?
だれしも、いちどは抱える疑問です。しかしその答えは、100年以上も昔に、ニューヨーク・サン新聞に掲載されていました。
きっかけは、8歳の女の子が新聞社にあてたお手紙でした。

<あたしの友だちに「サンタクロースなんていなんだ。」っていっている子がいます。>
<おしえてください。サンタクロースって、ほんとうに、いるんでしょうか?>

真実を伝えるプロフェッショナルである新聞記者が、8歳の女の子の目線に立って、世界のすばらしさを説く、世界一有名な社説です。

★感想・おすすめポイント★

サンタクロースがいないというお友だちの言葉に動揺してしまった女の子は、言われてみればサンタクロースを見たことがなくて、不安になったかもしれません。
手紙を受けた新聞記者は、目に見えないもののすばらしさを、詩のような美しい言葉で説きます。そしていっぽうで、目に見えるものだけで世界を説明することのつまらなさについても、伝えています。
こどもたちはまだ気づいていないでしょうけれど、かれらの目には、サンタクロースをはじめとして、おとなにはもう見えなくなってしまったものがたくさん見えています。
なにかが見えなくなっても、世界がすばらしいままであるように、ぜひ、おとなになる前にこの本を読んでほしいです。

アンナの赤いオーバー

作者名    ハリエット・ジィーフェルト
出版社    評論社
対象年齢   8歳~

内容・あらすじ

戦争がつづいている間に、アンナのオーバーは小さくなってしまいました。アンナのおかあさんは、戦争がおわったら、あたらしいオーバーを買ってくれると約束してくれました。
しかし、戦争がおわっても、オーバーは買えませんでした。すべてのお店が、からっぽになってしまったのです。
そこで、おかあさんは、家財道具と引き換えに、職人さんたちの手を借りて、オーバーをいちから作ることに決めました。
はたして、アンナの赤いオーバーは、どのようにできあがるのでしょうか。

★感想・おすすめポイント★

クリスマスにはケーキを食べて、プレゼントを贈り合って、お祝いをする。そんなことが、あたりまえではない時代がありました。すりきれたオーバーを、買い替えることができなかった時代がありました。

この絵本は実話をもとにしています。

戦争がおわったとき、人々は、体に、心に、あるいはその両方に深い傷を負って、ぼろぼろになっていたことでしょう。お店もからっぽで、すぐには元の生活に戻れるはずもありませんでした。
そんななか、アンナのオーバーを作ることは、おかあさんやアンナにとってはもちろん、またオーバーづくりを手伝ってくれた職人さんたちにとっても、ひさしぶりに、わくわくする出来事だったのではないでしょうか。
アンナの赤いオーバーができあがるまで、たっぷり1年の月日がかかりました。それだけの時間が経って、ようやく、ささやかながらクリスマスのお祝いができる生活が、アンナたちに戻ってきます。

あたりまえの日々のありがたさに、あらためて気づかされる絵本です。

賢者の贈り物

作者   オー・ヘンリー
出版社   講談社
対象年齢   9歳~

内容・あらすじ

まずしいジェームズ・ディリンガム・ヤング家には、大切なお宝が二つありました。 一つは、夫ジムが、代々受け継いできた金時計です。もう一つは、妻デラの、長く美しい髪の毛です。
クリスマスの日、デラには、ジムに贈り物を買うお金がありませんでした。数ヵ月こつこつと節約したのに、なにかすばらしいものが買えるようなお金にはならなかったのです。
みじめになってしまい、ついに泣き出すデラでしたが、ふと思いついたことがありました。
これで、ジムに贈り物を渡すことができます。
とっておきの贈り物を、ジムは喜んでくれるでしょうか。

★感想・おすすめポイント★

ふたりが、どうしてその贈り物を買ってあげたかったか話すシーンは、優しさにあふれていて、何度も読み返してしまいます。このクリスマスの出来事によって、相手にどれだけ愛されているかをいっそう深く実感したはずです。
相手を喜ばせるために、自分の宝物を手放したふたりの贈り物は、みごとにすれ違ってしまい、使うことができませんでした。それでもふたりがしあわせなクリスマスを迎えられたのは、ふたりが心の底から思い合っていることを、実感したためでしょう。
何をあげるかではなく、どうしてそれを選んだか、それが大切なのだとこの本が教えてくれました。

クリスマスの絵本には美しい光の情景や、思いやりと喜びを分かち合う素晴らしさが多く表現されています。クリスマスを待ち望む子どもたちに、ぜひ読んでほしい絵本を12冊、紹介しました。

 

ヨミネミ
ヨミネミ

絵本を通して、お子さんと過ごすクリスマスがより素敵なものに
なりますように〜★☆★

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