クリスマスに読みたい絵本6選!2021年版

クリスマスがテーマの絵本

 

ネミィ
ネミィ

なんだか最近急に寒くなってない?気のせい??

ヨミィ
ヨミィ

気のせいじゃないよー。お布団から出たくないもん!!

ネミィ
ネミィ

冬はとっても寒いけど、ふかふかのお布団は暖かくて気持ちいいよねぇ〜。

ヨミネミ
ヨミネミ

あぁ、ずっとお布団の中で過ごしたい…

気温がぐっと下がり、吹きつける風も冷たくなって、いよいよクリスマスの季節がやってきました!
家族や友達と楽しむクリスマスを心待ちにしている方も多いことでしょう。
今回は、そんなクリスマスが大好きな大人や子どものためのクリスマス絵本を6冊ご紹介!
読む絵本もクリスマス一色にして、とことんクリスマスを楽しみ尽くしましょう!

 

メリークリスマス、ペネロペ!

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作者名:アン・グッドマン 文/ゲオルグ・ハレンスレーベン
絵:ひがし かずこ 訳
出版社:岩崎書店
対象年齢:3歳〜

内容・あらすじ

クリスマスイブの朝。

目を覚ましたペネロペは、早速クリスマスの準備を始めます!

お部屋もクリスマスツリーもきれいに飾りつけて、もちろんプレゼントやごちそうも忘れずに。

家族がみんな揃ったら、楽しいパーティーの始まりです!はてさて今年はどんなクリスマスになるのでしょうか?

子供の頃のひたすら楽しかったクリスマスを思い出させてくれる一冊です。とにかくワクワクして、世界が色づいて見えたクリスマスの一日を思い返しながら読みました。お子さんと一緒に読む際は、大人の方もぜひペネロペ気分で楽しんでください!シリーズの特徴である大胆な色づかいとテンポの良さも健在。クリスマスカラーの表紙を見ただけでもドキドキが止まりません!

おすすめポイント

シリーズの特徴!独特の色づかいとタッチで描かれる鮮やかなクリスマス

このシリーズは何といっても色づかいと独特のタッチの絵が魅力的です。鮮やかな色によって、ワクワクする楽しいクリスマスの雰囲気が表現されています。文字の読めないお子さんも、カラフルな世界に惹きつけられることでしょう!

一緒に声に出して読んでみよう!ペネロペ気分で楽しめるセリフ調の文章

おてんばで好奇心旺盛なシリーズの主人公ペネロペ。物語はペネロペのセリフを中心に展開されていきます。ペネロペの生き生きとしたセリフを読んでいると、自然と絵本の世界に引き込まれるはず。ぜひお子さんと一緒に声に出して楽しんでみてください!

クリスマスが楽しみになる!子供目線のクリスマスを描いたワクワクする絵本

ペネロペの視点で描かれるのは、まさに子どもの頃のクリスマスの世界そのもの。ただただ楽しく、終始ドキドキとワクワクが止まりません。この絵本を読むことで、大人も子どももクリスマスが楽しみになるはず。楽しいクリスマスを思い描きながら、ページをめくっていきましょう!

 

クリスマスツリーをかざろうよ

 

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作:トミー・デ・パオラ
訳:福本友美子
出版社:光村教育図書
対象年齢:小学校低学年〜

内容・あらすじ                                 

アメリカに住むとある家族がクリスマスツリーの準備をしています。

だけど、そもそもどうしてクリスマスツリーを飾るの?疑問に思った子どもたちがお父さんお母さんに問いかけていますよ。

家族みんなでツリーを飾りながら、その起源や変遷、それぞれの時代ごとのクリスマスツリーのおもしろいエピソード、飾りの意味などを楽しく学んでいきましょう!

 

シンプルな色づかいのかわいい絵も魅力的で読みやすい一冊。クリスマスといえばクリスマスツリーですが、当たり前すぎてその意味を深く考えたことがありませんでした。この絵本を読んでツリーの起源やその意味を知り、とても勉強になったのと同時に、クリスマスを祝うシンボルとして大切に飾っていこうという気持ちになりました。お子さんだけでなく大人にとっても学びの多い絵本だと思います。

おすすめポイント

シンプルで親しみやすい!落ち着いた絵とともに学ぶツリーの歴史

勉強になる絵本ですが仰々しさも硬さもなく、落ち着いた色づかいの絵に親しみが湧く一冊です。文章の内容が、イメージしやすいシンプルな絵によって表現されていて、ツリーの歴史や文化についての理解が深められるでしょう。絵を見て疑問に思ったことがないか、お子さんにたずねながらゆっくりと読み進めるのもよいかもしれません。

専門家が監修!文字も多めでしっかり学べる学習絵本

かわいらしい見た目でありながら、内容が充実しているのがこの絵本の魅力です。専門家である大学教授が監修を務め、クリスマスツリーの歴史や意味、飾り付けの変遷などをしっかりと学ぶことができます。文字情報も多めなので、お子さんの調べ学習などにも活用できる1冊です。

大人たちが知らない歴史も?!ツリーの準備をしながら家族で一緒に読んでみよう

子どもたちよりもクリスマスの経験が豊富な大人であっても、細かいことは案外知らないものですよね。そんな大人たちにとってもこの絵本はきっと役立つはず。お子さんとクリスマスの準備をする際に一緒に読んで、ツリーについて改めて勉強してみてはいかがでしょうか。

 

ピヨピヨ メリークリスマス

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作:工藤ノリコ
出版社:佼成出版社
対象年齢:2歳〜

内容・あらすじ

待ちに待ったクリスマス。

ニワトリさんちのヒヨコの兄弟は、クリスマスにサンタさんがちゃんと来てくれるのかとても心配しています。

クリスマスのお買い物や飾りつけをしながらも、不安でドキドキしているみたい。

さてさて、ヒヨコたちの家にも、本当にサンタさんは来てくれるかな?

 

とにかくかわいくておもしろいクリスマス絵本です!細部までこだわって描かれた動物たちの世界も興味深く、じっくりと隅々までページを眺めて楽しみました。キャラクターたちも人間味があって親しみやすく、ほっこりさせられるストーリーも魅力的です。何度でもゆっくりと読み返したい一冊!

おすすめポイント

工藤ノリコワールド全開!細部まで眺めて楽しめるかわいらしい絵

クスっと笑えるギャグマンガのテイストと、ほのぼのとした絵本の味わいが混ざり合った、工藤ノリコさんの世界観が全開の一冊。クリスマスマーケットやパーティーの様子など、細かな部分まで描かれた絵が魅力的です。お子さんと一緒に1ページ1ページゆっくりと眺めて、楽しんでみてください!

文字は少なめ!小さい子の一人読みにもぴったり

本作はとても文字が少ない絵本です。ストーリーもシンプルなので、文字を覚えたてのお子さんでも、一人で楽に読み通せるでしょう。もちろん文字の読めないお子さんも楽しめるので、一人読みに興味を持ち始めたお子さんにすすめてみてはいかがでしょうか。

サンタさんを待つドキドキ感を親子で一緒に味わおう

サンタさんを待ちわびるヒヨコの子どもたちを見ていると、クリスマスのドキドキ感が伝わってきます。きっと来てくれると信じていても、クリスマスの朝まではどこか不安。そんな気持ちを一緒に味わいながら、クリスマスに楽しみにしていることを親子で話し合ってみてもよいかもしれません。

クリスマスのおかいもの

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作:ルー・ピーコック 
絵:ヘレン・スティーヴンズ 
訳:こみや ゆう 
出版社:ほるぷ出版
対象年齢 3歳〜

内容・あらすじ

もうすぐクリスマスです。

小さな男の子のノアはママと妹のイーヴィ・メイ、そして大好きなぞうのぬいぐるみオリバーとともに、大きなショッピングモールにクリスマスプレゼントを買いにやってきました。

あちこちの売り場を回って、みんなへのプレゼントを選んで、ほんとにクリスマスのお買い物って大変!

はたして無事にお買い物は終わるでしょうか?

 

表紙のツリーと男の子のかわいらしさに惹かれて手に取りました。雪のクリスマスをイメージさせる装丁も素敵です。お買い物って楽しいけど、子どもの頃はすぐに疲れちゃってたなあと苦笑しながら読みました。お母さんってすごいなあと感じさせてくれる一冊でもあります。クリスマスの準備は大変だけど、本来あたたかい気持ちになれるイベントなんだと思い出させてくれる絵本です。

おすすめポイント

雪の舞う町とショッピングモール!あたたかみのある絵で感じるクリスマス

クリスマスの街並みやショッピングモールの賑わいが、淡い色づかいの優しい雰囲気の絵で描かれています。人々の笑い声やクリスマスソングも聞こえてきそうで、絵を眺めているだけでもホッとしてくる一冊です。お子さんと一緒に読んでも、大人の一人時間に眺めても楽しめるでしょう。

文字が読めるお子さんの一人読みにも!

文章のボリュームもたっぷりで読み応えのある本作。文章はすべてひらがなとカタカナで書かれているので、文字を読めるようになったばかりのお子さんの一人読みにもぴったりです!お母さん役と子ども役に分かれて、一緒に音読しても楽しめるでしょう。

親子でのお買い物あるあるが満載!

クリスマスの買い物という重大任務を完了させたいお母さんと、だんだんと疲れて動けなくなってしまう子ども。親子でのお買い物のあるあるが詰まった本作は、クリスマスの買い物に出かける前のよい予行演習になるかもしれません。絵本のお母さんと子ども、それぞれの気持ちを想像しながら、親子で一緒に読んでみましょう!

 

ゆきだるまのクリスマス!

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作:キャラリン・ビーナー 
絵:マーク・ビーナー 
訳:せな あいこ 
出版社:評論社
対象年齢:1歳〜

内容・あらすじ

クリスマスイブに僕が作ったゆきだるま。クリスマスが楽しみなのか、ゆきだるまもどこかうれしそうです。僕たちが寝静まった頃、密かに、そして賑やかに、ゆきだるまたちのクリスマスパーティがはじまりますよ。ゆきだるまたちはどんな風にクリスマスを祝うのでしょうか?みんなで一緒にのぞいてみましょう!

 

とにかく色づかいが見事な絵本です!クリスマスならではのやさしい光の表現には、思わずため息が出ました。ストーリーもほのぼのとしていて、読んでいて心があたたかくなってくる一冊。こんな素敵なクリスマスを過ごしたいという気持ちになります。ストーリー以外にも楽しめる仕掛けがあって、何度も最初から読み返したくなる作品です。

おすすめポイント

光のあたたかみを表現!大迫力の絵とやさしい色づかいが魅力的

ゆきだるまたちが過ごすクリスマスの夜の街並みや、街を彩るイルミネーションの灯りが、見事に表現されています。ページをめくると、まるで絵本に灯りがともっているよう!絵を眺めているだけで、クリスマスの街を散策しているような気分になれるでしょう。躍動感のある絵のテイストも相まって、リアリティのある作品となっています。

リズミカルな文体!クリスマスのウキウキ感を文章からも感じよう

文章のボリュームは控えめな本作。リズミカルな文体で、ウキウキしているゆきだるまたちの気持ちと、クリスマスの賑わいを表現しています。歌うような調子でお子さんと声に出して読んで楽しみましょう!

ちょっとした仕掛けも楽しめる絵本

ゆきだるまたちの仲間になった気分で、クリスマスの夜を楽しめるこの絵本。隅々まで楽しめるよう、絵の中にちょっとした仕掛けが隠されています。なにかとあわただしい12月。ぜひゆっくりと時間をとって、お子さんと一緒にページをじっくり眺めてみてください。

 

サンタクロースと小人たち

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作:マウリ=クンナス 
訳:いながき みはる 
出版社:偕成社
対象年齢:5歳〜

内容・あらすじ

ここはフィンランドの北のはずれ。人里離れた山のふもとにふしぎな村があります。

そう、ここはサンタクロースと小人たちが暮らす村。

大勢の小人たちがサンタクロースと共にクリスマスの準備をしていますよ。

ちょっとだけ村におじゃまして、クリスマスプレゼントの秘密や小人たちの暮らしぶりを見せてもらいましょう!

 

サンタクロースの暮らしを題材にした絵本は昔から大好きで、この絵本もとても楽しく読めました。小人たちに焦点が当たっているのが興味深く、新しい発見もたくさんある作品です。かわいらしい絵で、サンタクロースと小人たちの暮らしが細部まで描かれ、ずっと眺めていても飽きません。大人も子どもも、クリスマスが大好きなすべての人たちにおすすめしたい絵本です

おすすめポイント

かわいらしい絵で描かれたサンタと小人たちの暮らし

大勢の小人たちとサンタクロースの日々が、かわいらしいタッチの絵で、細かな点まで描かれています。一つのページで同時にいろいろなことが起こっているので、読み返すたびに新しい発見があるはず。ぜひお子さんと一緒に絵を隅々まで眺めて盛り上がってください!

情報量の多さに好奇心を刺激される一冊

文章量ははっきり言って多めです。村の暮らしについて解説するスタイルの本作では、その情報量の多さこそが魅力。大人も知らないような事実もたくさんあり、大人も子どもも好奇心を刺激されるはずです!じっくり読み込んで、サンタクロースと小人についての知識を深めましょう。

小人たちにスポットを当てた視点が新しい!

こうした題材の絵本ではサンタクロースが主役になりがちですが、本作ではとことん小人たちにスポットを当てています。小人たちの一日やそれぞれの仕事、小人の子どもたちの勉強についてなど、細部まで興味深い情報が満載。忙しい小人たちの日々の中には、親しみを覚えるような描写もたくさん見つかるはずです!

 

 

今回ご紹介したクリスマス絵本、いかがでしたでしょうか?

クリスマスのあたたかみを感じられるものから、大人も子どもも勉強になる内容のものまで、あらゆる角度からクリスマスを楽しめる絵本をセレクトしてみました。

今年も楽しい絵本たちとともに、みんなで素敵なクリスマスを過ごしましょう!

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